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2012/01/12

この冬→春の主役はどうやらUltrabook ではないらしい

ここは備忘録で、メインが感想的なことは書かないのですが、最近やたらUltrabook 買わないの?と言われるのでそれについて。

最初に結論から書いておくと、現在のUltrabook と呼ばれる製品群は自分にとって魅力的なものではありません。
まぁ、それだけだと単にUltrabook disるだけになってしまうので、おもしろそうな製品についても書いておきます。Ultrabook 買わないの?に対して、誰か人柱になりませんか〜?と返してみます。

最初にUltrabook と呼ばれる製品群が自分にとって魅力的なものに映らない点について。
  • 超低電圧版CPUを使用している弊害で、メモリの最大容量が4GByte の製品しかありません。
  • これはCPUの制約なので、Intel が新製品を出さない限り解決しません。あるいはメモリメーカが1チップ当たりのメモリ容量を上げるか、ですね。どちらもすぐには実現しないです。
    今買うならメモリ8GByte はどうしても欲しいです。
    8Gbyte あれば、メイン2GByte、ラムドライブ 6GByte という、どこでもビルド環境!とでも言えるものが手に入るので。
  • Macbook Air の悪しき影響だと思うのですが、有線LAN を無視してくれています。
  • 正確には、USBなアダプタを付けている製品が多いので、Macbook Air よりマシです。でもUSB アダプタを常時携帯するのは嫌です。
    しかもLinux だとこのUSB アダプタというのが結構曲者で、きちんと動かすのに意外に苦労します。有線LAN より無線LAN の方が接続が楽な時代が来るなんてねぇ。
  • 薄さにこだわった別の弊害として、11inch クラスの筐体でカードリーダを搭載している製品がありません。
  • USBも2ポートしかない製品しか見たことがないです。1つをイーサネットがふさいでしまうと、実質使えるのは1つだけというのは、あまりにひどいと思うんですが。
    別にMac の悪い所を見習わなくて良いと思うんですけどねぇ。
  • 何故か値段がお高いです。
  • デザインにそんなにお金がかかったの?製造がそんなに難しいの?って感じです。機能の割に高いよ!って思いますね。一番リーズナブルなのはいつものごとくASUS ですが、それでも微妙に高いです。他は話にならない程高い・・・という感じですし。今の値段以上に安くすると他の製品と喰い合うとかいう大人の事情もあるのかもしれませんが、結果的にUltrabook の魅力を落としていることは間違いありません。
    ちなみにAcer の製品はキーボード配列や各種インターフェイス配置が使いにくすぎるので、値段以前に論外です。ソフマップでキーボード打ってみたけど自分にはあればダメです。
    それにしてもIntel はUltrabook をタブレットに対抗するものとして訴求するんじゃなかったんでしたっけ? ASUS 以外はタブレットの2倍以上の値段ですよ?

以上の点は、自分的に薄さ、軽さとトレードオフが出来ない項目です。次に挙げるのは、薄さ、軽さのためならトレードオフも止む得ないかなと許せる欠点です。なので、決定的な問題点であるとは思っていません。

上に書いたようにCPUが超低電圧版であることから、通常のモバイル版と比べて、
  • L3 キャッシュがスマートキャッシュ機能がない固定値
  • 低負荷時のクロックがCPU、GPU共に大きく抑えられている(負荷がかかると上がる)。
  • CPUはモデルによっていろいろだが、概ね2/3。GPUでは、通常モバイル版の650MHz に対して350MHzとほぼ半分。

このお陰でTDPが通常モバイル版の35W に対して17Wしかなく、動作時間を犠牲にすることなくバッテリ容量を減らして軽量化、薄型化に貢献している訳です。バッテリ駆動時間は自分の重視する項目なので文句は言えないかなと。

しかし、最初に書いた問題点はあまりに大きくてUltrabook (具体的にはASUS UX21)を買う気になれないです。また、同じASUS のU24e という製品(Ultrabook ではなく、デザインが旧来通りでそれなりに重い)は、メモリは8Gbyte 積めるものの、
  • SATA インターフェイスがSATA2.0 で、SATA3.0 に対応した高速SSDの能力を活かせない。
  • 積んでいるCPUが、Core i5-2430M で、Intel VT-d といった一歩進んだ仮想環境補助機能がない。
という、実に微妙な後一歩感を堪能できる製品だと思います。SSDに換装してもSSDの性能を活かしきれず、HDDのまま使うと、広大な記憶領域と高速なCPUを活かして仮想環境をその上で動かしたい・・・となると思うのですが、そのサポートは他に劣る、という訳で。

が、結構おもしろそうな製品を見つけました。マウスコンピュータLuv book Sシリーズ です。これのハイスペック構成というのを選択した場合、
  • メモリが標準で8GByte 。
  • SATA3.0 に対応。
  • USB は3ポートあり、うち1つがUSB3.0対応。マルチカードリーダも内蔵。
  • OS無しが選べます!!(ただし、サポートはWindows 7のみ)
  • ハイスペック構成(Core i5-2450M)のOS無しモデルが送料込みで55,650円(OS込だと+7350円)。OS無し、SATA3.0接続な60GByte SSD構成で60,270円と他社に比べて破格とも言える値段。
  • Core i7-2620M なHDD構成でも62,580円。
と、スペックだけ見てみると、文句をつけれる所がない位です。もちろんUltrabook と比べて、重さ、薄さでは完敗。デザインは好みもあると思いますが、薄さで勝ててないので・・・という感じでしょう。
重量はHDDモデルで 1.5kg あるので、U24e と同じでUltrabook 達と比べると重いです。U24e もU21X も年末にソフマップで触ってきたのですが、U24e の1.5kg というのは、自分的にはぎりぎり許せる重さ・・・ですかね。
またバッテリ駆動時間は、5.3 時間なので、U24e には劣り、11inch クラスのUltrabook 群と同等ですね。U24e が1時間程長いのはASUS 謹製の電源管理ソフトが優秀なせいだと思います。
でも、あのソフトはWindows 用で自分には関係ないですしねぇ。
ちなみに、今自分が使っているEeePC 1002HA はカタログスペックでたったの 3.75時間です。バッテリが1世代前のものだし、小容量なんですよねぇ。お陰で重量1.2kg と軽いのですが。

問題は、マウスコンピュータというメーカの製品をどの程度信頼できるかだけだと思うのですが・・・値段も安いし、再度になりますが、誰か人柱やりませんか?w

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コメント

参考にさせていただきました。人並みに知識もあるつもりでしたが、ここまでultrabookのことをdis・・・もとい、デメリットを上げさせられると考えてしまいますね(汗)
Macbook Air の悪しき影響・・・・おっしゃる通りだと思います。

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