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2011/09/28

Arch Linux with E17 のEeePCへのセットアップ

VMWareでのセットアップと変わっている所だけを抜き出す形で。
VMWareで使えそうな雰囲気がわかっているとはいえ、いきなりSSDの環境を書き換えるほどヒトバシラーな訳でもないので、セットアップは空いている160GbyteのHDDに行います。

(10/31 追記)bash_completion について追記しました。

  1. 初回の起動からrebootまで
    • 起動は前回作ったUSBブートメディアを使います。
    • 電源ON時にF2キーを押して起動順番を変えることを忘れなければOKなはずです。

    • VMWareの時との違いは /etc/rc.conf のNETWORKING Sectionで
    • HOSTNAME="arch-eeepc"
      に変えたことと、
      /etc/modprobe.d/modprobe.conf に
      blacklist eeepc_laptop
      に加えたことです。ちなみに最近はgoogleのDNS使っていないので、resolve.confにはさわっていません。

  2. reboot後2回目の起動
    • 再起動時にF2を押してBIOS画面で起動順番を戻すことを忘れないこと。USB(フラッシュ)メディア抜いておいた方が楽ですけど。
    • 他にVMWare playerでのインストールと変わった所はないです。

  3. ログアウト後のユーザでのログイン
    • Xサーバインストールと設定。
    • インストールするものは当然ですがVMWareの時と違います。xorg-utilsは結局使うことが多いことがわかったので、インストールすることにしました。
      sudo pacman -S xorg-server xf86-video-intel xf86-input-evdev xf86-input-synaptics xorg-xinit xorg-utils xorg-server-utils
      sudo pacman -S mesa mesa-demos acpid dbus
      
      また、キーボード及びマウスの設定を変えます。まず、/etc/X11/xorg.conf.d/10-evdev.conf を編集します。
      sudo nano /etc/X11/xorg.conf.d/10-evdev.conf
      keyboard とmouse の箇所を編集します。
      Section "InputClass"
              Identifier "evdev keyboard catchall"
              MatchIsKeyboard "on"
              MatchDevicePath "/dev/input/event*"
              Driver "evdev"
              Option "XkbModel" "asus_laptop"
              Option "XkbLayout" "jp"
      EndSection
      
      #Section "InputClass" # Identifier "evdev touchpad catchall" # MatchIsTouchpad "on" # MatchDevicePath "/dev/input/event*" # Driver "evdev" #EndSection
      次に10-synaptics.confを編集します。
      gksu leafpad /etc/X11/xorg.conf.d/10-synaptics.conf
      2本指でのスクロールが出来るようにコードを追記して保存します。
      Section "InputClass"
      	Identifier "touchpad catchall"
      	Driver "synaptics"
      	MatchIsTouchpad "on"
                   Option "TapButton1" "1"
                   Option "TapButton2" "2"
                   Option "TapButton3" "3"
      		Option "VertTwoFingerScroll" "on"
      		Option "HorizTwoFingerScroll" "on"
      		Option "EmulateTwoFingerMinZ" "40"
      		Option "EmulateTwoFingerMinW" "8"
      EndSection
      
      次にIntelの教えに従って、Videoドライバ周りの設定を追加するために、/etc/X11/xorg.confを新規作成します。
      sudo nano /etc/X11/xorg.conf
      以下のコードを記述して保存します。FramebufferCompressionは有効にすると消費電力を削減する効果があり、EXAはMpeg2のハードウェアデコードを有効化します。
      (10/19追記)ハードウェアデコードを有効にするためにはOption "XvMC" "true" 行が必要だったので追記しました。ハードウェアデコードのためには、/etc/X11/XvMCConfigも必要です。ただ、同時にFramabufferCompressionとEXAが設定していても使われていないこともわかったりして・・・。
      Intelのリリースノートによると、2010Q2以降は無効化されているみたいですね。なので、書いても意味無いです。
      (10/21追記)結局mpeg2のハードウェアデコードは945GなArch環境ではサポートされていないことがわかりました。なので、xvmcに関する設定は全て意味が無いです。libvaがサポートしているのがi965からなので。
      945Gはi915ファミリです
      つまりここの設定全部要らない子になっちゃいました^^;
      Ubuntuならi915もちゃんとサポートされているんですけどねぇ。自分はmpeg2の再生はやらなくてH.264ばかりなので関係ないですが、mpeg2の再生をEeePCでやりたいと思っている人はArchはやめておいた方が良いと思われます。
      Section "Device"
       Identifier "Builtin Default intel Device 0"
       Driver	 "intel"
       Option	 "FramebufferCompression" "on"
       Option	 "AccelMethod" "EXA"
       Option	 "Tiling" "on"
       Option       "XvMC" "true"
      EndSection
      echo /usr/lib/libIntelXvMC.so > ~/XvMCConfig
      sudo mv ~/XvMCConfig /etc/X11/
      

      アプリもひと通り入れました。HDD環境としては快適に動作します。パフォーマンスはBodhiと変わらないですね。Bodhiと違ってslideshowもちゃんと動くし、メニューバーが突然細くなってしまうというような謎現象もないです。
      アプリはAURのものは以前にVMWareで作ったものをそのままpacman -U したので、あまり時間はかかっていないです。
      キーボードショートカットもVMWareの~/.e/config 以下を持ってきたので一から設定した訳ではないですし。 Bodhiより不便なのは、Enlightenmentのメニューに「全て」がないせいで、各設定画面に辿り着くまでに必ず設定メニューを通過しなければいけないことですねかね〜。
      設定- 設定パネル - 詳細設定 - 設定パネルで Show configuration in menu にチェックすれば同じように「すべて」が設定画面に出ました。これで使い勝手は完全に変わらなくなりました。
      ちなみにibus 1.4.0 へのアップデートから日本語入力環境がEnlightenmentだけでは不安定になりました。以前と変わらず正常なマシンもあれば、全く入力出来なくなったマシンも。
      暫定対策は、Gnome入れてGnomeにログイン → ibus の設定(日本語入力エンジンが設定されていない状態になっている)をやり直せばEnlightenmentでもOKになります。VMWare側にGnomeのインストール描き加えねば・・・。
      ibus1.4の環境でmozcをビルドすればとりあえずOKになる可能性が高いです。

  4. eeepc_laptop のudevハング対策
  5. blacklist化していないと起動時にeeepc_laptopというモジュールをロードしようとして固まってタイムアウトの30秒間まで帰って来なくなります。

    ただ、単純にblacklist化だけするとFn+8でのボリュームコントロールといった機能が全て使えなくなるので、eeepc_laptopは/etc/rc.localでバックグラウンド起動をすることにします。
    ただし、この対策後に使えるHotkeyはまだスリープ、Wifiのon/off、ボリュームコントールだけです。
    gksu leafpad /etc/rc.local
    ついでにいつものgdmのエラー対策だのも入れておきます。eeepc/states辺りは jupiterの動作(というかacpidのイベント動作)に必要な設定です。
    #!/bin/bash
    #
    # /etc/rc.local: Local multi-user startup script.
    #
    sysctl -w vm.swappiness=1
    sysctl -w vm.vfs_cache_pressure=50
    # Make directories on ramdrive
    for dir in ConsoleKit fsck gdm samba audit;
    do
        if [ ! -e /var/log/$dir ] ; then
            mkdir /var/log/$dir
        fi
    done
    if [ ! -e /var/eeepc/states ] ; then
    	mkdir -p /var/eeepc/states
    	chmod a+w /var/eeepc/states/* &> /dev/null
    fi
    # For NetworkManager
    nmpid=/var/lib/NetworkManager/NetworkManager.state
    [ -f $nmpid ] && rm $nmpid
    modprobe eeepc_laptop &
    
  6. Notify-OSDのインストール
  7. 必要ですよね。やっぱり。
    cd /dev/shm/
    mkdir temp && cd temp
    wget http://aur.archlinux.org/packages/no/notify-osd/notify-osd.tar.gz
    tar xzf notify-osd.tar.gz 
    makepkg -s
    cd notify-osd
    makepkg -s
    sudo pacman -U notify-osd-0.9.32-2-i686.pkg.tar.xz
    cp  notify-osd-0.9.32-2-i686.pkg.tar.xz ~/
    cd ../ && rm -rf *
  8. ショートカットの変更とか
  9. Alt-tabの挙動が気にくわなかったので。その他追加・変更したショートカット一覧。
    Alt+Spaceでアイコン化は苦肉の策ですが、どちらにせよWindowsでもAlt+Space押す時にはアイコン化にしか使っていない訳ですし。でもn押す癖忘れそうだなぁ。
    Alt -tab はScale Window モジュールをロードして、割り当ててあります。
    Scale Windowはシェルフにも置いて、クリックして起動しているアプリケーションの確認にも使っています。画面の小さいEeePC環境だとこっちの方が便利です。
    KeyActionParameter
    Alt +4ウィンドウ:動作 - 閉じる-
    Alt + TabScale Window - Select Privious-
    Alt + SPACEウィンドウ:状態 - アイコンモード反転-
    Ctl + Alt + Tコマンドの実行 - コマンド/usr/bin/lxterminal
    WIN + 1コマンドの実行 - コマンド/usr/bin/pcmanfm
    WIN + 2コマンドの実行 - コマンド/usr/bin/firefox
    WIN + 4コマンドの実行 - 設定パネル-
    WIN + AEverything Lancher - Show Everything Lancher-
    WIN + Dデスクトップ - デスクトップ背景を出す-
    WIN + Eコマンドの実行 - コマンド/usr/bin/pcmanfm

  10. マウスの動作が気に食わない & いろいろな特殊効果のOFF
  11. 設定 - 設定パネル - 外見 - 特殊効果 の内容を全てOFFに。これでデスクトップ移動時に背景がちらつくことがなくなりました。
    同様に、設定 - 設定パネル - 画面 - 仮想デスクトップ の 切り替えアニメーションの設定を無効に。

    設定 - 設定パネル - ウィンドウ - ウィンドウフォーカスの詳細設定画面で、
    ・フォーカス タブはクリック、全ウィンドウ
    ・その他 タブは、全てにチェック。

  12. Chromiumのフォントがいまひとつ見にくいなぁ
  13. 設定 - 高度な設定 - フォントのカスタマイズで設定を変えました。

    標準フォント:TakaoPゴシック
    serif:TakaoP明朝
    sans serif :TakaoPゴシック
    固定幅:monospace

    (10/28)Ubuntu風に戻すことにしました。
    language-Selectorファイルで設定したら、ちゃんとTakaoPゴシックがデフォで使われてるようになりました。

  14. というかEnlightenmentのメニュー画面もフォントが小さすぎ
  15. フォントの設定画面で変更しようとするとひどい目に会います。正しくは、
    設定 - 設定パネル - 外見 - スケール調整 で詳細設定を開き、「スケール調整をカスタマイズする」のスライドバーで調整します。0.15変えるだけで大きな変化になるので、くれぐれも動かし過ぎないように。
    現在は 1.15倍で使用中。

    Jupiterの設定とか起動時間やパフォーマンス評価とかまだまだいろいろあるんだけど、長くなりすぎたので別にします。


    2011/10/13 追記:
  16. マウスの動作でデスクトップが移るのがうざい
  17. VMWareの時には気にならなかったのですが、EeePCだと画面が小さいせいで画面の端まで使うことが多いです。で、スクロールバーを触ったり、最大化を解除してウィンドウを移動しようとすると、良く別のデスクトップに飛ばされていらつきました。
    解除するには、 設定 - 設定パネル - 入力 - エッジバインディング
    を開いて余計な設定を消せばOK。自分は左側にEnlightenmentのバーを出している関係で左側以外を全て削除。

    2011/10/31 追記:
    bashで、sudoやらgksuやらの時にubuntuみたいに自動補完してくれなくて不便だなぁと思っていたら、パッケージのインストールが足りませんでした。
    sudo pacman -S bash-completion
    で、このままだとubuntu11.04の当初みたくディレクトリの後が/でなくて半角スペースになります。これを修正するには、
    sudo rm /etc/bash_completion.d/acroread
    をやれば良いです。reader をbash から使う時に不便かもしれませんが、自分は使わないし。
    これでpacmanでパッケージ名を全部打つ必要がなくなります!
    ちなみに、この現象はacroreadをbash-completionの前にインストールしていると発生する感じです。bash-completionの後にacroread入れると問題ありませんでした。
    また、bash-completionは、VMWareのインストール修正版にも書いたように、インストールの最初期に入れた方が恩恵を受けれます。なによりも先に入れるべきパッケージな気がします。

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