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2011/06/29

2.6.38カーネル以降の省電力問題

WEB UPD8にLinux Kernel が2.6.38以降に省電力設定に問題を抱えていることが載っていた。
PCI-Expressに対する省電力設定が無効になっているそうな。原因はBIOSによってPCI-Expressに対しての省電力管理を行うべきASPMが正しくハンドリングされておらず、こいつを有効にした場合にハングアップ等の問題を引き起こすことらしい。
で、この問題は次期カーネルである3.0でも未解決で、しばらくそのままになるっぽい。
自分が使用しているEeePC1002HAにはあまり関係なさそうな話題ではあるのだけど、一応対策が有効かどうかの検証はしてみることにした。

*強制的にASPMを有効にすると、よろしくないBIOSを使用している場合には最悪OSの起動すら出来なくなる。
リカバリする自信がない限り推奨は出来ない。

いつものようにターミナルから

gksu leafpad /etc/default/grub
GRUB_TIMEOUT=0
GRUB_CMDLINE_LINUX_DEFAULT="quiet splash"

の2行を探し、それぞれ

GRUB_TIMEOUT=3
GRUB_CMDLINE_LINUX_DEFAULT="quiet splash pcie_aspm=force"

に変える。TIMEOUTは3でなくても好きな秒数で良いんだけど、起動に失敗した場合に回復コンソールに入るために設定しておく。Bodhiのデフォは5だけど、自分は0で使用している。
変更が終わったら保存してleafpadを終了。再びターミナルから

sudo update-grub

再起動すれば設定が有効になる。問題がないようなら、再び/etc/default/grubを編集してGRUB_TIMEOUTを0に戻してupdate-grub。問題があるならASPMは諦めるしかない。
ちなみに自分の環境(EeePC1002HA)ではpowertopの表示を信じる限り差は見られなかった。
変更前も変更後も変わらず消費電力8.6~8.9W程度(ディスプレイ輝度90%、無線LAN使用、Bluetooth不使用)。
無線LANがPCI-Express接続だとすると、無線LANを不使用にした際に違いが出るのかなぁとこれを書きながら思ったり。でも自分の使用方法ではバッテリ使用時に無線LANって滅多にOFFにしないんだよね。

7/26追記
効果がないのが当たり前で実際に有効になっていないみたいです。

dmesg | grep ASPM

とやると

[    0.000000] PCIe ASPM is forcedly enabled
[    0.241370] Unable to assume _OSC PCIe control. Disabling ASPM

だそうです。ということで意味がなく単に起動に余計な時間を取られるだけなので、grub2のオプションは完全に元に戻しました。ちなみにlspciによると自分のEeePCではWifiアダプタがPCI-Eを使っているみたいです。
これはジュピターから無効化出来るので多分大きな問題にはなってないと予想しています。

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